Tips-01.ChatGPTやGeminiに覚えさせるオリジナルショートカット

Tips-01.ChatGPTやGeminiに覚えさせるオリジナルショートカット

各種AIを使っていて、同じ命令(プロンプト)を繰り返し打ち込むことが、面倒な場合があります。例えば「以下の文章の誤字脱字を修正して、自然な日本語になるように推敲してください」等といった一文です。それらをAIに覚えさせる方法をご説明します。

 1.ChatGPTの場合

有料版ChatGPTにはGPTsというオリジナルプロンプト作成機能がありますが、無料版ではありません。そのため直接チャットにその旨を伝えてMemory機能で覚えさせるか、「知っておくこと」の設定に登録する形になります。Memory機能はMemoryが消された場合利用不能になる可能性が高いでしょうが「知っておくこと」の方は、継続的に利用が可能です。

以下にそのサンプルを書きます。

#1.プロンプトの中で使うショートカットを登録しますので、それを覚えて質問の文頭にその英単語がある場合はそれに沿って答えください。

s:ステップバイステップで説明してください
h:質問に対してその概要を述べ表敬式で出力してください。また根拠となったウェブサイトなど有ればリンク先も出力してください。
r:論文形式で答えてください
k:箇条書きは使わずより自然な日本語で答えてください
f:以下の内容に関して誤字脱字を修正して、より自然な日本語になるように推敲してください。
g:以下の内容に関して誤字脱字を修正して、より自然な日本語になるように推敲した上でより詳しい内容に変更してください。

このような内容をGPTに覚えさせておけば便利ですね。

1-1.手順キャプチャー

 chatGPT001

 

chatGPT002

 

chatGPT003

1-2.実際の使用例

 gpt0032

2.Gemini

Geminiの場合は。通常のチャットで上記の保存したい内容を書きます。

2-1手順

通常のチャット入力に先のプロンプトを入力します。

gemini01 01

その結果下記のような返事が戻ってきます。

gpt00303

設定ページに移動すると下記のように登録されていることがわかります。(少し文言は変更されていますね)

gpt00303 1

これによってい以降はショートカットが有効になります。

 

gpt0034