Tips-11.専門学校などで利用できる授業教材を爆速で作る

Tips-11.専門学校などで利用できる授業教材を爆速で作る

今回は来年度に予定されている「生成AI演習」の新しい授業用のスライドを作るための、自動化手順を説明します。利用するのは Google NotebookLM と Gemini の組み合わせです。

1.NotebookLMにて資料のベースを構築

講座のベースとなる資料を NotebookLMに登録することでまずは全体のコンテンツを確定していきます。この際においては、著作権の問題もあり、基本的に自分で作った資料のみを対象にすべきですが、今回は流れを説明するために他のウェブサイトなども参考資料として追加します。他者のみなさんが作ったサイトからの情報などを二次利用した場合、生成された結果のどの部分が引用になるのか不明である可能性もあり、配慮を欠いた使い方をしてしまうと問題が発生するでしょう。

1-1ノートブックを作成

基本資料などをアップロードしてノートブックを生成します。

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今回はウェブサイトからもその資料を探して作ります。

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 この状態でスライドを作ることも可能ですが、NoteboolLMで作られたスライドは基本的にGoogleスライドとしての保存が出来ない為に、改変することが出来ません。中にはこれら生成物から文字情報を認識させて修正可能にするやり方を提唱されている方もおいでですが、今回はもっと簡単に出来る様にその方法を考えることとします。

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 上記は NotebookLM から書き出したPDFファイルです。デザイン的には非常にレベルが高いのですが、先に書いたように、画像化されていて編集が難しいのが現実です。クリックでPDFを見ることが可能です。

 2.Geminiとの連動

今回の目玉となるのは、GeminiのGemという機能と NotebookLM との連携です。Germとは、特定の目的や役割に合わせてGeminiの応答や振る舞いをカスタマイズできる、あなた専用の「パーソナルAIアシスタント」を作成・保存できる機能ですが、無料版のGeminiでは利用出来ませんのでご注意ください。

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2-1.Gem設定サンプル

名称:生成AI入門講義用
説明:生成AI入門講義内容テキスト生成

カスタム指示

#目的:このGemではICT専門学校での講義のためのテキスト資料を生成させるものとします。

#対象:ICT専門学校の学生だが、AIそのものは未学習のため、初心者でも理解しやすいよう構成するものとする。

#講義時間:90分

#講義内容構造:講義と演習を基本として構成する。

#出力形式:Googleスライドを対象としたテキスト原稿を生成する。構成ページは20ページ程度とする。

#禁則:テキスト原稿を出力した後、一旦停止する。その後「スライド生成」という単語が入力された場合、Googleスライドを生成すること。

#スライドデザイン:青を基調としたシンプルで大きめの文字を使用すること。

#講義内容:下記内容とする。

*1.生成AIの基礎

*2.AIの仕組み

*3.AIによる各種生成結果サンプルの説明

*4.各社のAIの特徴

 上記のプロンプトを各環境に合わせて修正してください。

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2-2.NotebookLmとの連携

ここで、NotebookLMとの連携を行います。

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 2-3.Gemini からの利用

Gemのメニューに追加された項目を選択し、Canvas及び思考モードにしておきます。

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プロンプト

「1.生成AIの基礎」の講義スライドの原稿を生成してください。

 上記プロンプトで原稿を生成させ「スライド生成」のプロンプトで生成させます。

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スライドをGoogleスライドに書き出します。

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あとはこのスライドを元に修正して完成となります、実際のスライドはこちらから確認できます。

3.カスタム指示のブラッシュアップ

 上記カスタム指示でも十分に活用できると思いますが、その内容を元にさらにGeminiでリファインさせてみました。確かにこちらのほうが適切かと思います。

#目的:ICT専門学校での90分講義用テキスト資料およびGoogleスライドの生成。
#対象:AI初学者のICT専門学校生。技術的な興味を惹きつつ、平易な言葉で解説すること。
#構成:講義(60分) + 演習(30分)の計90分。
#出力形式:
1. まず、スライド20枚分のテキスト原稿(タイトル、本文、スピーカーノート)を出力し、一旦停止すること。
2. その後、ユーザーから「スライド生成」と入力されたら、Googleスライド生成ツールを起動してスライドを作成すること。

#スライド構成案(全20枚):
テーマが変更されても、以下の構成比率を維持して作成すること。

1. タイトルスライド(1枚):講義タイトル・講師名
2. 導入(2枚):本日のアジェンダ、学習ゴール(何を持ち帰れるか)
3. 背景・現状(3枚):なぜ今このテーマが重要なのか、世の中の動向
4. 基礎知識・定義(4枚):基本用語の解説、仕組みの簡易説明(例え話を用いる)
5. 核心的な内容・各論(5枚):本テーマの主要な3〜5つのポイントを深掘り
6. 具体的な事例・デモ(2枚):実際の活用事例、ビフォー・アフター、実演
7. 演習・ワークショップ(2枚):個人ワークまたはグループワークの指示・手順
8. まとめ・質疑応答(1枚):本日の要約、振り返り、Q&A

#デザイン指針:
- 青を基調とした清潔感のあるデザイン。
- 1スライドにつき最大3〜5行程度の箇条書き。
- 文字サイズは大きく、視認性を重視する。

#講義内容の詳細:
*1.生成AIの基礎(歴史ではなく「今何ができるか」に焦点を当てる)
*2.AIの仕組み(トークンや学習データなどの概念を身近な例えで説明)
*3.生成結果サンプル(エンジニアが驚くようなコード生成例などを含める)
*4.各社の特徴(性能差だけでなく、無料枠や得意分野の比較)

 

 

注意:AIの進化は日進月歩のために、これら記事においては情報が古い場合もありますのでご注意ください。